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これさえ掴めば大丈夫!社内で使える最低限のビジネスマナー

ビジネスマナー基本暮らし

近年、時代の流れに合わせて働き方が変化してきています。フレックスタイム制や私服出勤OKの企業など、自由度が高い環境の職場が増えてきました。
ビジネスマナーにおいても、無駄なことは省き、効率化・働きやすさ重視と、自由な幅が広がってきました。しかし、だからといって最低限のマナーを怠ってはなりません。社会人としての常識は必要です。今回は世間一般の社会人の常識を紹介していきます。

そもそもビジネスマナーとは?

ビジネスマナーとは、社会人として会社に勤めていく上でスムーズに仕事を行うための行儀作法のことを表します。ビジネスマナーを知らずにいると、ひょんなことから同僚や取引先といった仕事で関わる相手に不快なイメージを与え、信頼や評判を下げてしまう可能性があります。

更には取引先との商談が破談、社内での孤立化による業務連携の支障など、仕事に多大な影響を及ぼすかもしれません・・・。そんなことでみじめな社会人生活を送るのは嫌ですよね?

でも大丈夫!ビジネスマナーを正しく理解することで、良好な人間関係を築くことに繋がり、効率よく業務を進行できるようになります。

 

社会人として最低限身に着けておきたい3つの基本

【基本マナー①】 職場の規則 ~郷に入っては郷に従え~

ビジネスマナー社内規則

中小企業から業界老舗の大手企業まで、職場によって様々な環境があるかと思います。そんな様々な職場環境でも共通してあるのが「職場の規則」です。

職場環境によって、決まり事や習慣、暗黙の了解などといった独自のルールが存在します。まず、入社したらその職場のルールについて理解することが大切です。

時間

まず、社会人として一番守らなくてはならないのは時間でしょう。当たり前ですが遅刻は厳禁です。もちろん仕事の納期やスケジュールを守ることも当たり前です。時間を守れないということは自分の業務に携わっている人に迷惑を掛け、自分自身の評価を下げることになります。

また、時間を守れていてもギリギリの行動は控えましょう。思ったより準備に時間が掛かってしまったり、急に予期せぬトラブルが起こる可能性もあります。最低でも5分前行動を心がけましょう。

態度

仕事への態度もとても大事です。環境に慣れてくるとつい緩みがちですが、周りの人は見ています。自分では気づきにくい以下のような点には注意が必要です。

【こんな行動には注意】

  • 「声が小さい」
  • 「あくびをする」
  • 「姿勢が悪い」
  • 「ほおづえをつく」
  • 「足を組む」
  • 「貧乏ゆすりをする」

また、仕事に取り組む姿勢(意識)も態度に含まれます。「態度が悪い」と周りに思わせてしまう以下のような点は注意しましょう。

【こんな姿勢には注意】

  • 「話を聞くときにメモを取らない」
  • 「指摘に対してふてくされた表情をする」
  • 「挨拶をしない」
  • 「反抗的な態度を見せる」

 

では、印象を良くする為にどう改善したらいいのでしょうか。

【改善策】

  • 「背筋を正す」
  • 「相手の目を見る」
  • 「受け答えにうなづく」
  • 「ハキハキと返事をする」
  • 「笑顔で挨拶をする」

上記の例を意識することで印象が大きく変わります。

報連相(ホウレンソウ)

社会人として仕事をこなしていく上で重要なのが、報連相(ホウレンソウ)です。

報連相は「報告」・「連絡」・「相談」の頭文字を取ったものであり、仕事を円滑に進行していくためには欠かせません。

業務の進行状況や情報の共有といった報連相をしっかり行うことで優れた社会人として認められます。また、仕事上での問題点や疑問点を伝えることで事前にミスや事故を防ぐことにも繋がります。

【基本マナー②】 身だしなみ ~第一印象は見た目の55%で決まる~

ビジネスマナー身だしなみ

ビジネスマナーにおいて見た目も重要です。社会人に限らず周りから好印象でありたいですよね?第一印象の55%が見た目であることをご存じでしたか?話し方や会話の内容だけでなく、見た目にも注意しなければなりません。

服装

服装の規則は、企業によってどこまでがOKなのか異なります(スーツ・オフィスカジュアル・服装自由など)。仕事をする上で社会人としてふさわしい服装である必要があります。不潔な印象を与える格好や奇抜な服装は注意しましょう。周囲の人に支障をきたさない服装が望ましいです。

【基本マナー③】 会話 ~コミュニケーションで好印象に~

ビジネスコミュニケーション

挨拶

社会人として挨拶は、ビジネスマナーの基本中の基本です。

明るくハキハキと爽やかな気持ちのいい挨拶を心がけましょう。出社時・退社時・社内ですれ違いの際の挨拶は大切です。声が小さかったり、相手の顔を見ないなどマイナスになる挨拶は避けましょう。

言葉使い

仕事をする上で社内の人のみならず、取引先やお客様と接する機会もあると思います。そういった異なる立場の人たちと良い人間関係を築いていく為に必須なのが言葉使いです。

言葉の使い方を間違えると相手を不快な気持ちにさせて、スムーズに事が運ばなくなります。ビジネスの場は基本的に敬語です。気持ちよく仕事に取り組めるよう自然に言葉使いの対応ができる力を身につけましょう。

 

まとめ

ビジネスマナーの基本についてイメージできましたでしょうか。
ビジネスマナーはお互いに仕事を気持ちよく行うためのコミュニケーションです。相手に敬意を払うことで、信頼感や評判が上がり、円滑に業務に取り組めることに繋がります。

これらのビジネスマナーは職場だけではなく、一人の大人としても知っていて損はありません。あらゆる環境でビジネスマナーを使用する場面に直面した際に活かしてみてください。

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